2025年5月14日午後4時ごろ、埼玉県三郷市で下校中の小学生の列に車が突っ込みそのまま逃走するひき逃げ事件が発生しました。
犯人は事件直後に「車を動かす」といいそのまま逃げたようです。
その犯人は特定されたのでしょうか?
犯人の顔画像や名前など現在分かっていることを調べてみました。
目次
埼玉県三郷市で小学生のひき逃げ事件が発生
埼玉県三郷市で14日、車が小学生およそ10人の列にに突っ込み、男の子4人が病院に運ばれました。いずれも意識があり、軽傷だということですが、車は現場から逃走。警察はひき逃げ事件として捜査しています。
Yahoo!ニュース
この報道に対して以下のような批判の声が上がっています。
明らかな犯罪直後の現場であり、逃亡した時点で、第二、第三の事故を起こす 可能性もあるので、顔もナンバーも隠さず公開して、住民に対しての「注意喚起」と して良いのではないか?
逃亡した時点で重要容疑者になったので、犯罪者に肖像権もプライバシーも要らない
車種もナンバーも判明してるので 早々に逮捕して二度と車に乗れないようにして欲しい!
このようにひき逃げの犯人には批判の声が上がっています。
この犯人の情報で分かっていることは何があるのでしょうか?調べてみました。
犯人の顔画像や名前は特定されてる?

結論から伝えると犯人の顔画像や名前は現時点で公表されていませんでした。
これは、まだ犯人の特定や逮捕はされていないので警察も慎重に捜査しているようですね。
動画で見る限り、わかっているのは男性2人と車両に特徴があることや目撃者がいることです。
また、目撃した小学生によると犯人は事故直後に「ここ邪魔だから車移動するね」と発言し、笑いながら「ごめん、ごめん」と謝罪のような言葉を口にしていたようです。
ですが、そのまま逃走しています。逃走した方面は三郷中央駅方面と見られています。
なので、特定や逮捕されるのはそう遠くないと個人的には思います。
犯人の車種の特定は?

目撃者やドライブレコーダーの動画を見ると犯人の車両の特徴が明らかになっています。
- 車種:灰色のSUVタイプ
- ナンバープレート:川口ナンバー
- 20~30代の男性2人
事件が起きた現場は三郷中央の交差点近くでくばエクスプレス「三郷中央駅」から北に約1kmの、住宅が並ぶ一角で特に通学路として使われていたようです。
周辺は住宅街で現場になった道路も住宅が多く並んでいます。
小学生たちは下校中で10人ほどの集団下校で列を作って帰っていた途中の事件になります。
事件直後には多くの児童や近隣住民が集まり現場は騒然とした雰囲気でした。
近隣住民の話でもは時々事故がある現場のようです。
「ここの通りって結構危なくて。抜け道で徐行しないで走ってくる車がよくいる。事故はたまにあるみたいです」
安全のための対策が必要なことが前提ですが、1番はドライバーの注意と安全運転の意識なのかも知れませんね。
ですが、犯人はいったいなぜ逃げたのでしょうか?
犯人はなぜ逃げたのか考えられる動機とは?
自動車事故でもひき逃げをはかなり悪質のように思いますが、犯人はなぜ逃げたのでしょうか?
今回は小学生が被害に遭っていて、犯人が逃げる理由が何かしらあったのではないか?と考えられますね。
犯人が逃げた理由は以下のケースが考えることが出来ます。
- 無免運転や飲酒運転の可能性
- 過去の交通禁止や犯罪歴の隠蔽
- 車両や身元に関する「後ろめたい事情」
無免許運転や飲酒運転でも危ないことは分かりますが、そうではなく何かしらの犯罪歴がありそれを隠ぺいするために逃げたのであればとても怖いと思いました。
そうでなくとも、後ろめたい事情があり逃げたのであればただのひき逃げ事件で終わりそうもありませんね。
追記:逃走車と見られる車が三郷市内で発見
埼玉県三郷市のひき逃げ事件で現場から逃走したとみられる川口ナンバーのSUVが、三郷市内で発見されたことが捜査関係者の取材でわかりました。
目撃者の証言では逃走した車には少なくとも2人の男性が乗っていたようですが、男2人は見つかっていません。
この事件は5月14日午後4時すぎ、三郷市の市道で下校中だった小学生の列に車が突っ込み男子児童4人がケガをしましたが車が現場から逃走しています。
4人のうち3人は軽傷のようですが、1人は右足の甲を剥離骨折した可能性があり重症と見られています。
どんな刑罰が与えられる?

犯人が逮捕された場合どのような刑罰が与えらえるのでしょうか?
このまま、ひき逃げで逮捕された場合以下のような刑罰が与えられます。
救護義務違反
道路交通法72条1項に規定されている「救護義務違反」により「10年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます(道路交通法117条2項)。
アトム法律事務所
報告義務違反
道路交通法72条1項には、「報告義務違反」も規定されています。
報告義務違反として「3か月以下の懲役または5万円以下の罰金」の範囲で処罰される可能性があります(法第119条1項17号)。
アトム法律事務所
また、危険運転の可能性もありその場合は以下のような刑罰が与えられます。
危険運転致死傷罪の刑罰
被害者が負傷した場合で「15年以下の懲役」、被害者が死亡した場合で「1年以上の有期懲役」です。
ひき逃げの場合、道路交通法の救護義務違反と併合罪となるため、被害者が負傷で済んだ場合でも「22年6か月以下の懲役」、被害者が死亡した場合には「30年以下の懲役」が科されます。
アトム法律事務所
過失運転致死傷罪の刑罰
過失運転致死傷罪に問われると、「7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。
アトム法律事務所
事件についてはまだわからないことが多いので今後の報道に注目です。
ですが、ひき逃げ事件を起こしている事実と小学生が被害に遭っているこ現実を考えると早期解決を願います。